タイの京都




チェンマイにもすずめがいる。部屋の前によくちゅんちゅん降りてて、家のすずめが懐かしくなった。すずめはかわいい。
長いこと泊まっていたOrchid House(ゲストハウス)。エアコン付きで350バーツ、エアコンなしは200バーツ(扇風機はある)。ラフだけどそれなりに清潔感ある。布団きれい。水道水はやや黄土色で白い服を洗うと茶色に染まった。風呂はなし。湯の出るシャワーあり。水質はよくないので身体が乾くとなにかの付着感。もっさりしている。ビニールハウスの無菌室育ちの肌は免疫力が強くなりそう。SOMJAIという銘柄の水が5バーツ(Baht)/750mlなので、その水を最後に浴びれば多少は湯上りあっさりとする。歯磨きもそれ使う。エアコンなくても3日で慣れる。シャンプーや石鹸やトイレットペーパーなどの備品は一切なし。表通りのコンビニで買う。冷蔵庫もタオルもない。網戸がしっかり閉じられているので蚊は入ってこない。蚊は線香を焚けばわりと退治されるもののようだ。ドアの鍵はもう壊れかけててたので、大通りで買った(38バーツ。約百円)。洗濯は2kg 40バーツでやってもらえる。ちゃんとアイロンとかかかっててふかふか。




7 ELEVENの中。コーラフロートの機械があって、自分で入れる。絵がにぎやか。



Orichid Houseの向かいのチェンマイタイハウス。ここのカレーがおいしい。
いつもタバコ1pieceずつ買ってた
マハワンテンプル
太陽光で焼いたばなな。このおばあさん長生きしてほしいな。





ゲストハウス前のMahawan Temple。5時すぎてもまだ扉が空いてるから入った。
マハワンテンプル
人々が宗教を疑わないのには理由がある。暑いから考えないというがエアコンなしで生きているとその暑さにも慣れる。仏性が自然に敷衍しているので自然にその気が呼吸されているからだと思う。
街を去る直前になって気づくこの寺の綺麗さ。ワットはどこも似てるしなんの変哲もない風に思ってた。




造りはわりとチープでも中はどこもエネルギー感に満ちている。
ワットブパラム
ワットブパラムの堂内でサンガの子ども達がお経をあげている。なんか帰りの会みたいな雰囲気だった。



夜おなかすいて路店でROTIを買う。クレープの皮みたいなのに練乳とかかけて折りたたんだ食べ物。

タイの人々はおおらかで芯には力強いものを感じる。この国にはうつ病なんてものはあるのだろうか。コンビニ前でROTI食いながらタクシーと外人のやりとりを見ていると、ちょうどキッチンの陽気な兄ちゃんが来た。僕を見ると即座に「おいしいですかかげんきですか」と聞いてきた。その「おいしいですかげんきですか」という発想がいい。コンニチハを覚えた人は日本人を見つけてはコンニチハする。こちらの人は語学が巧みだがそれはエンジョイするところからきている。スワンドークに向かおうと道路渡ろうとしても渡れず日本人らしくイライラしていたら車からコンニチハと声をかけてきたので癒やされた。声かけるというか、瞬間的にみつけては声を投げかける感じだ。車は高速に過ぎ去っていく。まるでピンポンダッシュのようだった。
バックパッカーの間ではタイランドは「微笑の国」。キッチンに入れば笑顔で迎えてくれる。Are you from Japan? と言ってペラペラ英語を話す。こちらがあまりたくさん聞き取れないでいると I want to learn Japanese. と言う。店から出るときはCome here everyday。その微笑が本物の微笑で心がやわらかになる。いつまでもその微笑が保たれていてほしいと思う。
また、寺院に行けば子どものサンガがいる。緑の庭にいる子らがたまに一瞬神々しい。寺院内ではなにかを取り合っているがその所作もやわらかい。こちらを振り向く顔もやわらかい。暑い昼間は若い僧が本堂の隅で寝そべっている。国家試験の結果によってサンガの序列は決まるが神経質にはならないようである。どの世界でもそうだけど高い理想と向学心があればよいと思う。
この国にはインターネットはよく普及しているが霊性信仰をおろそかにする風潮は生まれないと思う(希望的観測)。それだけ仏脈が濃密に流れている証拠でもあり 、人々の心に人為がないのであろう。寺院内に入れば仏のエネルギーが作用してくる。悪いものはお腹から入るというけどお腹の中から浄化される気持ちのよさがあった。チェンマイの寺はいたるところ改築中/建設中だった。人々が寺院をしょっちゅう建てたがり人々がふつうに集まってる。
日本もタイランドも精霊信仰が厚く共通性は多いし空気の読み方も似ている。ただタイの人々はとてもフレンドリーな感じがする。構えがない。技術的にも強引にジンテーゼしてシナジーを生み出す性格はタイの仏様にも健在のもよう。産業革命の起こった西洋はどんなに困難な局面も理論で解決する。でもタイはノリで解決する。たとえ批判しても「ここは仏教国家よ。仏教の教えは揺るぎないもの。それをベースに普遍化するに、人類は平等ですけど国家的機能を果たすにはそれでは功利的でないからヒンズーを取り込むのよ。神々も現にいるから御用達なのよん(だけどあなたがたは神に頼らずブッダを目指しなさい。仏教国家なのだから)」などと言ってきそう。仏様が。


Wat Pundtow ワット・パンタオ
Wat Pundtow ワット・パンタオ
ワット・パンタオ






外のその拝殿の中から見た天井。この位置でお経を唱えるとすごいステレオフォニカルに反響して不思議な感覚だった。耳元で自分の声が木霊してるみたいな。
Wat Chedi Luang
Wat Chedi Luang
ワット・チェディ・ルアン。いつのまにか工事中になってる。多いなぁ。



ワット・チェディルアンの外貌。象がたくさんまわりにいる。塔の中には四方向にでかいブッダがいる。
Wat Chedi Luang
悟りを開いた釈迦は説法を始めてから涅槃に入るまでの45年間、そのポーズで語っていたらしい。上からではなく横から語りかけるというポーズになる。
この中にはやたらとリアルな坊さんの像がある。生きたまま人体標本にしたような。びびるよ。あれはいけないと思う。 ワットチェルディアンにも涅槃仏があるが、ここの説明によると、悟りを開いてから80歳で入滅するまでの45年間、毎晩1時間、弟子たちに向かってこのポーズで説法をしていたとの事。和訳間違えたかな?でも25世紀も昔の事だからいろんな説があって良いと思う。
The lord buddha always reclines mindfully on his right side and only one hour each night for the entire 45 years of his teachings.
At the age of bo, before entering into parinirvana, the lord buddha compassionately warns the monks... and also all of us.
"Brethern, it is natural for all conditioned things to decay and cease. Be diligent in working for your own deliverance.
これを出典としてWikipediaの涅槃仏の説明を加筆しておいた。

外の売店に売られてるこれ、すごいほしかった。でも綺麗な状態で持ち帰る自信はないので、やめていおいた。お金もないし。ここで買ったお土産はこちら














サーラチェンマイでマッサージを受けると借りられるマウンテンバイク。すごい乗り心地きつかったけど、町中巡れて別れを惜しむことができた。
この写真は、並んでる鐘をマウンテンバイクに乗りながら最も優しい音でひとつひとつ全部鳴らそうとしてたときのもの。鐘の中に音を鳴らす棒がぶら下がってるから結構難易度高い。強すぎてもガーンていうからだめ。ボーンでないとだめ。かといってペダルを扱ぐのがゆっくりすぎては不安定で足がついてしまう。この炎天下、すごい挑戦してた。なにやってるんじゃろ。でも結局納得はいかず。
Wat Si Koet
Wat Si Koetの木陰では油絵が売られてる。




Wat Phra Singh。チェンマイで最も格式のたかいお寺みたい。中心通りの果てに位置している。ここにはたくさんの建物がある。
Wat Phra Singh。壁画 Wat Phra Singh。裏の方
人がいないし静かで壁画は神秘的。もうだいぶ剥がれていて顔とかが個別的に浮いていて、少々おそろしい絵になってる。




緑ブッダのいる部屋
NAKOYA 6915
Wat Phabong (Pa Pong) の本堂の中にあったアンプ。KARAOKEとか書いてある。マイク用アンプかな。カラオケは共通語になってるんだな。




LotteのVCD。ロッテが電化製品なんて作ってるんだ。そのロッテとは違うかもしれないけど。
左のスピーカーはHallol?のTangle、右はAHUDOR
Nakoya、Liansheng、Nytac etc.
左のスピーカーはHallol?のTangle、右はAHUDOR・・・名前聞いたことないけどUSHERが高級品に感じるほどの安値。音は聴けなかった…。試聴したいと英訳できなかった。 NAKOYAというのがメジャーだった。「ハイパワー」が売りだった。Qipai?、eepn、LIANSHENG…ランシングのぱくりかな、NYTAC、聞いた事ないメーカーばかりの中、ソニーのブラウン管やTEACのAVアンプを見つけると安心する。
タイのオーディオはいい音だった。どこもかしこもおおらかでノリのよい音がする(ラジカセでも)。暑いから電気的に有利なのだろうか。部屋のナチュラルな材質の響きによるところなのか。まるで飼い鳴らされているかのようだった(杉ちゃんのレスを思い出す)。クラブ喫茶やArt cafeの音楽はノリがよかった(そこに置かれてるミニコンはVictorでもKenwoodでもやたらとごっついものばかりだった)。
日本の風土のように繊細ではなくミリ単位を極めるようなこだわりをみせるものではないが(というかこだわりがないんでオーディオファイルの精神性を再認識できるのだけど)、かのオーディオたちの「こうだからこうなのだ」という鳴りっぷりのよさは気持ちがよかった。出雲の錬金術とはまた異質のもの。
Wat Lok Molee ドイステープからの帰りにトゥクトゥクから見かけたので来た
Wat Lok Molee。街の西北にある寺院。


禅を組むゴールドブッダ。
やぁ。
ん、なんかいるぞ?



この象はえらいリアルだった。クリックで最大化すると睨まれます。
Wat Kuankanah
Wat Kuankanah
Wat Kuankanah






タイは派手でエネルギッシュ。寺院に入りやすい。暑くて寝てる坊主いるし手を合わせればうれしそうに手を合わせてくる。
Boonruangritの陸橋
帰りを思うと心細かった。
Boonruangritの陸橋。車が多すぎて自転車ではどうしても横断できず、歩道橋を自転車かついで登る。



西の方面へいくとノスタルジックだった。その先で犬にぼわれた。
Wat Phra Singh
Wat Phra Singhに戻るとちょうどサンガたちが経をあげる時間で、観光客も集まっていた。それがなにかホッとした。



この仏絵は精密だった。
Wat Thung Yu
Wat Thung Yuの門犬はアニマル・アートな感じで珍しかった。





一日じゅう乗ってたマウンテンバイク。愛着が沸いてさびしい。途中凹凸の道に気づいてもスピードそのままにガタンガタンと通ってしまった。それで空気が抜けた気がする。
マンガルの廟
シンサイ、と勝手に呼んでる
チェンマイを作った王様"Mangral"の廟。街の人はほとんどたぶん知らない。


橋にもちゃんとシンサイがいる。
チェンマイ アーケード バスターミナル
チェンマイ アーケード バスターミナル



すごい混雑してるので、早めに来なければならなかった。次のバスまで5時間待つことになった。

悪魔ではないけど強い語りだった。西洋人らしい強さというか。英語ペラペラだった。
クーカム寺付近の食事場。ハエがたかりまくってる。料理は土着的にうまかった。しかし基本的に辛いなぁ。 女将さんがキリスト教徒だった。
僕も二年前に勉強したと言ったら"本当にunderstandしてたらnever change mind"らしい。釈迦はhuman beingだけどキリストはGod。believe、his bloodでsinは流れる。buddismもよいこと教えているけど。と誇っていた。キリスト教は学校で習ったようだ。タイ人なのに西洋人の顔つきだった。Churchの正しい発音を教わった。YMCAに行け行けと最後まで言ってた。キリスト教らしいというか、ちょい強引なおばはんだったな。









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