Olympus CAMEDIA C-40z



屋久島の原生林



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屋久島












(゚Д゚) ワォー
AM4:00出発
車で白谷雲水峡の駐車場まで行き、その後はもちろん歩きです
縄文杉まで往復で10時間はかかる見込みのルート
この橋を超えれば、何がいるだろうか
帰ってこれるだろうか













(゚Д゚) クグリスギ
まず現れたのがくぐり杉
くぐりました












(゚Д゚) ヤクチマのシカ
オスの鹿がいます
人間を警戒しません















橋を渡る

結構多くの人が来てるので、遭難の心配はなさげだ
よかった
でも落ちそう











ニッケル水素の充電池はFUJIFILMが相性よさげ



撮影に使ったカメラ:OLYMPUS C-40zoom
オートでは緑に影響されてかせっかくの屋久杉の幹にマゼンタがかかるので、
ホワイトバランスは基本的に[晴れ:☀ฺ]の方向で。
ちょっと黄色寄りになるのが好みでないので、露出補正で暗めにする。
それで或る程度しっとりした感じになる。
本命C40zにしておいてよかった。
実際森の中は暗いし淡いので、これでないとうまく撮れてた自信ない。
Nikonほどのしっとり感やMINOLTAほどの詩情は出ないけれど、
歯医者も使うオリンパスのデジカメなのである

















屋久杉の悠久深い皮相。ホワイトバランス:曇り
縄文幹
触れると、生きてる幹
















(゚Д゚) ヤクチマ
















(゚Д゚) ヤクチマ ジュラ紀
久しぶりに明るい景色が見れました
白い幹が聳えるのがジュラ紀だった











道は意外と平坦で、楽なもんだと思っていたら・・・
看板がありました。








重要 縄文杉(日帰り)登山者の方へ
・ここは大株歩道入口です。ここから急坂になります。
・ここを遅くとも午前10時までには出発してください。
(縄文杉まで往復で4時間程度かかります。)
・縄文杉から遅くとも午後1時までに引返してください。
・体調が悪い時、悪天候時には、早めに引返してください。
・用便は、ここのトイレで必ずお済ませください。
(ここから縄文杉までトイレは、ありません。)
・ゴミは山に捨てずにお持ち帰りください。自然を大切に。
屋久島山岳部利用対策協議会







縄文杉までの道のり、みなあいさつしてすれちがう。
いい人ばかり。大学生が多かった。
ここまでくるとかなり意識のレベルが高い。ゴミが落ちてない。
9月下旬の登山だったけど半袖でよかった。歩くと暑い。
結構しんどかったけど加藤のペースの高尾山ほどではなかった。
年配の方も多くいた。








(゚Д゚) ヤクチマ スギ
この皮膚感
恐る恐る触れてみると
すべすべ滑らかで
なかなか心地よい










(゚Д゚) ヤクチマ フウフスギ
夫婦杉
脇枝で合体してる
その枝はおそらく右のものだとのこと
樹齢は推定2000年
ここでは理知で考えると異常な現象ばかりが見受けられる











(゚Д゚) ヤクスギ
屋久杉はどれも千年単位
どれも意識を持ち始めてるみたい
話しかけてきそうな













(゚Д゚) ヤクチマのヌシ
とうとう辿りついた




録音FILE




Google img









(゚Д゚) ヤクチマのヌシ

でかい

でも、自分にはその美を受け入れる器が備わってなかった
あまりに普通なのだ
(右上にはエヴァンゲリオンみたいなのが生えてるけど)
大西は、もうひーこら言ってて、もののけの森とか
途中のウィルソン株とか三代杉どころじゃなかったけど、
この縄文杉だけは静かに見入っていた。
リアクションがないので、「感動してない」と言ったら
「もっと反応したほうがよかった?」と聞いてきた。
あとでも聞くと縄文杉だけは感動したらしい。
余計なことを忘れ圧倒されると人は、言葉を失うんだ。
圧倒というより、悠久の時間に呑み込まれてるのか。


それにひきかえ僕は「なぜ縄文杉がメインなのだろう、」と思った
それは最も長く生きている杉だからなのだけど
ここで沸き起こる形而上は、
まともな成長をしているものが最も多くを知り
長生きするのだということ
ここのプラーナは比類のないほどに透明だから、
一層の宇摩志阿斯訶備比古遅尊が萌える
みなが個性的で自由な成長をする
中でも普遍的なものが、独りでに主となるのだろう
いにしえのうちに


主が、いにしえのうちに蒸留された透明なオーラを放ち
周りに波及してゆく
縄文杉ほど繊細怪奇な意識を持ち始めることはないだろうけど
周りにいるもののほうが個性的な姿形をしているのであった









もののけ杉…
こちらのほうが気になる













(゚Д゚) バイバーイ
そして帰る













ウィルソン株主
ウィルソン株

この中の空洞がすごかった
脇に古びた神棚があった
中に入り上を見上げるともうセイントセイヤにでてきそうな感じ
淡い木漏れ日が降ってる













屋久苔
このコケにも触れてみたけど感触は良いですよ













白谷雲水渓方面のルートは人が少ない
蛍光ピンクの目印に従ってゆく






























もののけの森
もののけの森

kokoni kodama ga uitekuru



屋久島は、山全体に浄化力がある。
浄化力の根源はなんだろうかわからないが一種の原始エネルギー。
それが敷衍している。
だからそのエネルギーが個体的な生命になる場合もある。
八百万は地球(あるいは顕界)すべての崇高な生命力をカミと呼ぶ。
いろんな生命がいると思うよ。








株















滝みたい















うようよしてるよ

















飲める
ところどころに水飲める場所あるから
と言われペットボトルを持ってきたけど、水道とかを想像してた
石清水を汲むのである












ここまで来ると安心
だいぶと下流のほうに来ました












足も生えてます 速いです まっくろくろすけ
変な生き物います
カーソルを合わせてください














駐車場に到着
PM4:30





2-3時間屋久島を徘徊する






益救神社
屋久島は小さな神社ならたくさんあった。
神社はどこにでもちゃんとあるんだな。


益救神社
御祭神:天津日高彦火火出見尊(山幸彦)
本土でも馴染みある神様

屋久浜
泊まったところ
海沿い

夕暮れのシルエット







動くのであった
夜ご飯が豪勢で鮫とか飛魚とかいろいろ面白い肴たべれた。日本の食べ物は地味だけど優しい。シンプルだけど表面的じゃない。粒子的に濃密だと思う。

大エビの活け作り、初めて生き物を食べている気がした。エビは半分に切られてるのにまだ生きてる。はじめ熱くて嫌がってた。かわいそうだけど食べる。








夜の音の詩夜の音の詩


夜の音



やたらと疲れた肉体に限って夜中に目を醒ます
体暑くて外の空気に出たときの屋久島の夜空は感動的だった

海の音のなか
颱風に運ばれた砂浜の砂が空のほうに落ちたくて落ちたような、

あたり一面大量の砂

じゃない星

星が空の模様みたいだった
あれだけ星が近いと、アリストテレスのように天動説の解釈になるのも当たり前の気がした
自意識がバイアスになっている近代の孤独コミュニティーにとっては反射的に拒んでしまう要素も多かろう
アンプの保護回路がおりるときのように

でもインドアがアウトドアを語って生じるコントラストの幅よりも屋久島の夜空のコントラストのほうが遥かに勝っている
屋久島へ行けば孤独の毒は自然界のむこうに消えうせることと思う

帰りの飛行機から見た東京の景色
スモッグに光みちていて、天照の光もほとんど地面に届いてなかったね