FUJIFILM Finepix F700

Finepix F700 ハニカムSR


2003年9月14日発売のモデル。
発売日を半年も延期して、ずっと手に入れる日を待ちかねていた。でもその時期には忘れていて結局買わずじまいだったもの。
「スーパーCCDハニカムIV SR」を搭載
「FinePix F700」に搭載した「スーパーCCDハニカムIV SR」*1 は、銀塩フィルムのメカニズムに学んで「スーパーCCDハニカムIII」と比べ、ダイナミックレンジを4倍に広げ、白とび・黒つぶれといった現象に強い、限りなく銀塩フィルムの領域に近づいたCCDです。「FinePix F700」は、併せて14bit A/D変換器を採用し、明るい部分から暗い部分までのなめらかな描写を可能とし、画期的な高画質を実現いたしました。


ダイナミックレンジの狭さがデジカメの機能上必然となる欠点で、それが拡大したとなったらマニアとしてはよだれもの。実際は期待ほどではなかったけど、今後更に進化していくだろうなぁということは伺える陰影の優しさ。プリントアウトしてみると、案外他のカメラでも影の部分は「真っ黒」というわけではない。ちゃんと映っている。モニターよりも現像のほうが見易い。その影の部分が F700のSR CCDでは明るめに見えるようになっていることだろう。



もう新しくは発売されない縦型デジカメを思わせるように


F700のクレードルは縦置き。
F710はカシオのEXLISIMのように、横に置く。



デジカメ インプレッション